DB2® セットアップ・ウィザードを使用して、DB2 製品を各自のコンピューターにインストールするか、応答ファイルを作成するか、あるいはその両方を行うことができます。 後でインストールする場合、応答ファイルを使用できます。 たとえば、複数のコンピューターに同じようにインストールする場合に、応答ファイルを使用できます。 また、インストール選択を作成して後に異なる ID を使用してインストールを行うことができます。
たとえば、パーティション DB2 Enterprise Server Edition (ESE) データベース環境で、 インスタンス所有パーティションをインストールしており、 追加のデータベース・パーティションをインストールする予定がある場合は、2 次応答ファイルを作成し、 追加のパーティションをインストールする際に使用することもできます。 この 2 次応答ファイルを使用して、 同じパーティション・データベース・システムに非インスタンス所有パーティションを作成します。 ESE 環境またはその他の環境において、追加のパーティションを作成するための応答ファイルの使用に関する詳細は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.uprun.doc/doc/t0008425.htmを参照してください。
応答ファイルのインストールについて詳しくは、以下を参照してください。http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.uprun.doc/doc/c0007503.htm
「<DB2 製品> をこのコンピューターにインストールする」をクリックすると、システムでインストールを実行します。 DB2 セットアップ・ウィザードのステップをすべて完了した時に DB2 製品のシステムへのインストールは完了します。
「インストール設定を応答ファイルに保管する」をクリックすると、 インストールを後で、あるいは別のシステムで実行できるファイルを作成します。 パーティション DB2 ESE サーバーでインスタンス所有パーティションをインストールしている場合は、 他のパーティションのインストール用に 2 次応答ファイルも作成します。
「このコンピューターに <DB2 製品> をインストールし、設定を応答ファイルに保管する」をクリックすると、システムでインストールを実行し、 インストールを後で、あるいは別のシステムで実行できるファイルも作成します。
応答ファイルの作成を選択した場合は、「応答ファイル名」を入力するか、[...] をクリックしてファイルを参照してください。このファイルは、後で他のコンピューターまたはこのコンピューターで、インストールの実行に使用できます。
DB2 セットアップ・ウィザードでは次に示す条件が揃った場合、応答ファイルを 2 つ生成します。
「インストールの選択、応答ファイルの作成、またはその両方 (Select installation, response file creation, or both)」パネルで指定した応答ファイル名の最後に、『_addpart』 が追加されることで、DB2 セットアップ・ウィザードにより 2 番目の応答ファイルのファイル名が生成されます。例: