コントロール・データ表スペースまたは結果表スペースを作成することができます。
「表スペース名」フィールドに、定義する表スペースの名前を入力します。新規コントロール・データ表スペースのデフォルト名は QPCONTROL です。 この表スペースを定義する選択をした場合、 このデフォルト名が「表スペース名」に表示されます。
新規結果表スペースのデフォルト名は QPRESULT です。 この表スペースを定義する選択をした場合、 このデフォルト名が「表スペース名」に表示されます。
システム管理スペース (SMS) またはデータベース管理スペース (DMS) のいずれかを選択するオプションがあります。 SMS 表スペースが必要な場合は、「システム管理」を選択します。 DMS 表スペースが必要な場合は、「データベース管理」を選択します。 新規コントロール・データ表スペースを SMS または DMS オプションのいずれかで定義する選択をした場合、 この表スペースに対するデフォルトのパスが「コンテナー・パス」に表示されます。 結果表スペースを SMS または DMS オプションのいずれかで定義する選択をした場合、 この表スペースに対するデフォルトのパスが「コンテナー・パス」に表示されます。 これはデフォルトのパスです。 新規のパスを「コンテナー・パス」に入力してパスを変更することができます。
DMS オプションを選択する場合は、以下のいずれかを選択します。
新規コントロール・データの DMS 表スペースを定義する選択をした場合、 「4K ページ数」に表示されるデフォルト値は 10,000 です。 新規結果の DMS 表スペースを定義する選択をした場合、 「4K ページ数」に表示されるデフォルト値は 10,000 です。 これらはデフォルト値であるだけです。 環境に応じて、これらの値を増やしたり減らしたりする必要がある可能性があります。
表スペースのページ・サイズは 4K でなければなりません。 これは、サイズが 4K ページのデフォルトのバッファー・プール IBMDEFAULTTBP に、 表スペースが作成されているためです。 そのため、表スペースのページ・サイズも 4K でなければなりません。 4K より大きいページ・サイズの表スペースが必要な場合、 表スペースは qpsetup コマンドを実行する前に作成されていなければなりません。
SMS または DMS 表スペースのいずれかを選択すると、 表スペースを作成するデータベース・パーティション・グループも選択することができます。 新規のデータベース・パーティション。グループを作成する場合には、 「新規」を選択し、 さらに「定義」を選択してください。 「定義」を選択すると、 データベース・パーティション・グループに対する値を指定できる新規のウィンドウが表示されます。 このウィンドウで新規のデータベース・パーティション・グループ用に選択した名前が、 「新規」テキスト・フィールドに表示されます。 既存のデータベース・パーティション・グループを使用する場合には、 「既存」を選択してください。 デフォルト名の IBMDEFAULTGROUP が「既存」テキスト・フィールドに表示されます。
SMS または DMS 表スペースの選択により、パフォーマンス要件が異なります。
SMS 表スペースを選択すると、オペレーティング・システムのファイル・システム・マネージャーは、 表が保管されるスペースの割り振り、割り振り解除、および管理を行います。
DMS 表スペースを選択すると、表スペースが作成される時に、表ごとのスペースが設定され、 そのスペースが割り振られます。 DMS 表スペースは、SMS 表スペースよりパフォーマンスに優れ、また、 柔軟性の面でも優れています。特に、DMS 表スペースが ロー・デバイス (フォーマットされていないハード・ディスク) で使用される場合に顕著になります。
SMS および DMS 表スペースについて詳しくは、以下を参照してください。http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.admin.doc/doc/c0004961.htm